『望んでいる』だけでは... 2021.3.1
コロナ禍で自粛生活も長くなり、以前より愛犬と密に過ごされる方は増えたのではないでしょうか?
人間が年月と共に変わっていくように、わんちゃんも変わっていきます。
それは年齢的なものであったり、置かれている環境によるものであったり。
年齢的に一番変わるのは子犬時期から1才ぐらいまででしょうか?
1才で落ち着いたと思うなかれー、これからまだまだ変わります。
今までどんなわんちゃんともフレンドリーに遊んでいたのに、好き嫌いが出てきたり、他の犬と遊ばなくなったり、が3才ぐらいまでの間に出てくることが多いです。
また日々のちょっとしたことの積み重ねで、人間にとって不都合なことでも犬がそれで良いと思っていたり...
人が気づかないうちに少しずつ変わっていて、それが(問題行動として)顕在化した時には、
「いつからこうなってしまったのか?」
「何かきっかけがあったのか?」
人間側も覚えてないことが多いです。
でもこんな時、
『もうちょっとすれば落ち着くよね』とか『そのうち元に戻るんじゃ』とか、人側が『望んでいる』だけのことが多いです。
でも『犬が変わったこと』には理由があります。
たいていは、人のとっている行動(犬が置かれている環境も含めて)に条件づけられていることがほとんどなので、人側に問題があります!
その理由を深く考えることなく、人がただ『望んでいる』だけでは犬は変わりようがないですし、実際、変わらないだけでなく、さらに状況は悪くなることが多いです。
・吠えなくなって欲しい
・噛まなくなって欲しい
・引っ張らなくなって欲しい
などなど、
『望んでいる』だけでは”絶対””絶対”変わりません!
人が何かアクションを起こさないと!
それは早ければ早いに越したことはないです。
人間でも習慣となってしまった癖を直すのは大変。
それが長く続いていたものだとなおさらです。
犬も、何年も吠え続けてきたり、噛み続けてきたり、引っ張り続けてきたり、の習慣を変えるのは大変なのです。
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