『解除の合図』も報酬です!   2021.8.22

報酬ベースのトレーニングというと、ご褒美は『おやつ』と思ってませんか?

もちろん、そのわんちゃんが何に価値を見い出すかによりますが、ご褒美は『おやつ』だけではないですよ。


わかりやすいところでは『おもちゃ(というか、人が一緒に遊んであげる)』も報酬の一つです。

おもちゃに犬が価値を見出すには、犬がいつでもおもちゃを手に入れて、独り遊び出来る状態にしないことも大事です。


他には、『人からの注目』も報酬になるわんちゃんもいます。

例えば、わんちゃんが何かイタズラをしていたとします。

人がそれを発見して「ダメ!」と反応します。

人は怒っているつもりでも(そしてわんちゃんは一回は止めるかもしれませんが)、わんちゃんにとってその行動を止めるほどのインパクトはないので、また繰り返します。


時に『やめたの?えらいねー。』と褒められたりした折には、『人の注目が得られる』ということが報酬となる上に、『とりあえず(好ましくないことを)やってー止めてーご褒美もらおう』とますますその行動は増えていくのです。


じゃーどうすんの?ってね。

これ、書き出すと長くなるのでまた別の機会にしますね。


本題の『解除の合図』が報酬って?!という話です。


例えば、人の脚側に『ついて歩く』という行動。

短い距離、何も刺激がないところならともかく、行きたい場所がある、嗅ぎたい匂いがある、人が居る、犬が居るなどの誘惑がある状況では、犬は我慢(という言葉は適切でないかもしれませんが、敢えて使いますね)を強いられます。


この状況をクリアして、『解除の合図(よし!、フリー!、ブレイク!等)』で好きにしていいよ!

となることは、おやつをもらうのと同じぐらいの報酬になりますよね。


でもこれが報酬になるには、まず犬に先の『ついて歩く』というコマンドに従うという姿勢がないと成り立ちません。

なので、まず人の脚側に『ついて歩きたい』という姿勢を犬にとってもらうためのトレーニングを先にします。

その時には最初は『おやつ』や『おもちゃ』を使って『ついて歩いたら』良いこと、楽しいことが起こると教えていきます。

ただトレーニングが進んでくると、犬はその後の『解除の合図』に期待感を持っても指示に従えるようになるのです。


簡単なところでは『待て』もそうですよね。

食べ物の『待て』はその後に『食べ物』という報酬を期待して待てるわけですが、それ以外の『待て(姿勢の維持)』の場合、「動いて自由にしていいよ!」という『解除の合図』が報酬の一つでもあります。


もちろん、すごく褒めてあげたい場合にはダブルの報酬(解除の合図で自由にしてあげる+おやつ)でもいいのですけどね。


何がわんちゃんの『報酬=次の行動を起こすモチベーションになります』になるかは、報酬を与えた時の犬の顔を見てればわかりますし、その次の行動につながるかを見てれば、それが報酬になったかどうかわかるはずです。


自分の犬にとっての報酬が何かをしっかり把握し、適切なタイミングで呈示する、これらが犬からの信頼が得るための第一歩です!


Featured Posts
Recent Posts