子犬の社会化期の後って 2015.10.22
子犬の社会化期(生後8週齢〜12週齢)が重要だということは、犬を飼ったことのある人達の間ではある程度認知されてきたように思います。
でもその後も何もしなくてよいわけではありません。
むしろその後の方が重要なんじゃないかと思っています。
だって社会化期の後には恐怖期(4ヶ月齢以降)が待ってますから。
この時期もとても重要です。そしてこの時期がワクチン接種プログラムが完了してお散歩に出かける時期と重なっているということも認識しておく必要があります。
我が家のボーダーコリーのレア(♀4ヶ月半)は、社会化期にスリングに入ってさまざまな所に出かけ、またたくさんの人に触ってもらっていろんな経験をさせました。
それでもお散歩デビュー(実際にはワクチンプログラム終了前からお散歩に出していたのですが)の時にはさまざまなものが恐くてなかなか前に進めませんでした。その時の様子はコチラ★
そしてこの時に出会ってしまったのが『生』の救急車!
サイレンの音はそれまでも何度も聞いていたし、それほど反応することはなかったのですが...
この日は横断歩道を渡っている時に救急車が『左に曲がります!左に曲がります!』とレアに迫ってきたのでした。
この時レアはクルクル回ってパニック状態。
おやつも目に入らない状態になりました。
それ以来、今でも救急車のサイレンには緊張しています。
そう、社会化期の後の恐怖期ももっと気を配ってあげるべきだったんですね。
社会化期の重要性ばかりが強調されてますが、その後の恐怖期(しかも時期が長い)もないがしろにできないことを痛感した出来事でした。
やっぱり一生社会化ですね!