犬の睡眠 2016.2.8
犬の睡眠時間は人間より多く12-15時間/日必要とされています。
人間のように連続で眠るというより細切れで、トータルでこれぐらいってことですね。
老犬や子犬ではもっと長くなります。
人間の睡眠でみられるノンレム睡眠(脳も身体もお休みしている深い眠り)とレム睡眠(身体の筋肉はお休みしているけど脳は活動していて、夢をみるのもこの時)は犬でもあることがわかっています。
人間とは周期が違っていて(ヒトでは90分周期)、犬では21分周期だそうです。
犬がピクピクしているのもこのレム睡眠の時です。 このレム睡眠時には、夢をみるだけでなく覚醒時に得られた情報や記憶の整理が行われています。
このように犬にとっても睡眠は、肉体が休まるだけでなく頭の中も整理されて学習が定着される時間としてとても重要なんですね。
私が犬の睡眠を重視するのはこのような理由からです。 犬の学習がしっかり定着するよう、トレーニングの後は安心してゆっくり眠れる環境を提供してあげましょう!
そして寝ている犬の邪魔をしないでね!
とくに知らない場所、周りに犬がたくさん居る、子供が走り回っている、騒がしい等の環境では、クレートのような周りが囲われた場所が落ち着けるんです。
だから落ち着くためのクレートトレーニングもおすすめしています。
(閉じ込めるためじゃないです!)
人間だって、体育館の真ん中で寝るのは落ち着かないですよね。
それと同じです。
周りから見えない囲い、頭からかぶれるお布団があるだけで落ち着けるのですから。