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「匂い嗅ぎさせていいのですか?」 2016.12.4

飼い主さんから良く聞かれます。

お散歩で、「匂い嗅ぎさせていいのですか?」

「えっ?」って感じです。

お散歩で「匂い嗅ぎ」しないと何するの?

もちろん、飼い主さんの脚にぴったりついて歩調をあわせて歩く、そういうシチュエーションが必要な場合もあります。

でも、そればっかりだと犬はちっとも楽しくないはずです。

お散歩の目的は色々あります。

「排泄」「運動」「気分転換」

「排泄」するにも匂い嗅ぎしないと、突然そこにしなさいと言われてもね〜

(もちろんそういうしつけも出来ますヨ!)

「運動」といっても、人間が多少、歩いたり走ったりした程度では、犬には大した運動にはなりませんから。

そこで「犬同士追いかけっこさせる」、「ボール投げを延々やる」という選択になりがちです。

でもそれは犬が興奮するだけ。

肉体は疲れても、脳は疲れません。

「気分転換」(刺激を得る)、これが『お散歩の質』という面では重要な目的になると思います。

どうやって「気分転換」(刺激を得る)させるか?

それが匂い嗅ぎです。

(屋外でのサーチをお勉強中のレア@バルブロ史のノーズワークセミナー)

犬は本来鼻を使う生き物。

鼻から得られた様々な情報を処理するだけでも頭を使えるんですよ。

たっぷりの「匂い嗅ぎ」はそれほど歩いていなくても程よい脳の疲れをもたらします。

またお散歩ルートも毎回違ったルートにするだけでも、犬には(人間にも)刺激になります。

同じルートで習慣化する行動も防ぐこともできます。

同じことをすること(ルーティン)は人にとっても楽チンですが、楽に出来ることで良いことってあまりないですよね。

あえて楽じゃないことをやることが刺激になります。

お散歩には寒くてつらい季節になってきましたが、愛犬とともに季節の変化を感じながらゆっくり匂い嗅ぎをするお散歩を楽しんでくださいね。

*誤解のないように...若くて体力のあるわんちゃんには「匂い嗅ぎ」だけでなく「ある程度の運動」も必要ですヨ。

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