ごはんの前に出来てもね〜 2017.12.24

飼い主さんに、飼っているわんちゃんは『お座り』『伏せ』『待て』が出来ますか?

と聞くと、よくある答えが「ごはんの前はね〜」「おやつがある時はね〜​」というもの。

すごく理解できるのですが、なぜそうなってしまうのか?

というと、大きく二つの理由があります。

一つは、その出来ることから先に進めたトレーニング(別の環境でのトレーニング)をしていないからですよね。

もう一つは、ごはんやおやつを目の前にかざして、コマンドを出しているからですよね。

前回のブログにも書いてきたように、人間にとっては同じ『お座り』『伏せ』『待て』というコマンドでも、周りの状況が違えば犬は違ったものとしてとらえることがあります。

犬は人間のように、すべての状況にそのコマンドをあてはめる(=般化と言います)のが苦手なのです。

ですから、いろんな環境で、いろんな状況で、出来るように練習する必要があります。

あとよくある勘違いに『待て』を食べ物に口をつけないで待つという『待て』と思っていること。

もちろん、食べ物に口をつけないで待つということも『待て』ではありますが、通常トレーニングで必要なのは、犬がじっとして動かないでいる『待て』です。

確かに、食べ物の『待て』でも、食べて欲しくないもの(危険な物等)を食べる事を阻止できるかもしれませんが、それもごはんの前にしかやってなければ、上記のような状況の『待て』を犬が理解するかというと、ちょっと疑問です。

犬が動かないでいる『待て』は外での危険回避にとても重要です。

またお散歩中の『伏せ』『お座り』も犬を落ち着かせたり、そのまま待たせたり出来るので、危険回避に大事なコマンドです。

というわけで、せっかく犬が『お座り』『伏せ』『待て』が出来るのなら、それはごはんの前でなく、外で出来るように練習しましょう!

といっても、外でいきなりやるとうまく行かないので、前回のブログ『成功する環境って?』を参考にして下さいね〜。

二つ目『おやつをかざしてコマンドを出す』については、2015年11月10日のブログ『ご褒美、わいろ、ルアーについて』を参考にしてくださいね〜。

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