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お散歩をすれば...(1) 2018.5.23

お預かりのわんちゃんとお散歩をすれば...

普段飼い主さんとどのようなお散歩をしているのか、だいたいわかります!

それは『引っぱり』とか『排泄の癖』とか、そういうわかりやすいことだけでなく、なんというか...

リードを持つ人を気にする様子があるとか、といったちょっとしたことなんです。

飼い主さんとよくお散歩に出かけている子は、匂い嗅ぎしながらもリードを持つ人を気にかけてくれたり、犬と目で会話が出来ます。

逆にほとんどお散歩に出かけていない子や、お散歩に出かけても十分に匂い嗅ぎをさせてもらってない子は、もう必死なんです、匂い嗅ぎに。

小さいわんちゃんでよくある行動ですが、自分が匂い嗅ぎしたいだーいぶ前から『止まる』という行動。

こちらが「何?」と立ち止まってから匂い嗅ぎしたい所に引っ張って行く...というやつ。

これ、普段のお散歩では『こうでもしないと自分の匂い嗅ぎしたい所で止まってもらえない』と言っているようなもんですよね。

どうしてこうなるか?

飼い主さんが、お散歩中に犬を観て(あえてこの字)ないからですよね。

とくに小さいわんちゃんなんて、スマホ見ながら、伸縮リードでお散歩させていればいいって感じでしょうか?

犬は自分の行きたい所のだいぶ前から止まって意志表示しないと匂い嗅ぎも出来ずにスルーされてしまうのです。

いったい誰のためのお散歩でしょうか?

自分の犬が何に興味があって、次にどのような行動をとるのか?

犬を観ていれば予測できるはずです。

どこの匂いを嗅ぎたいのか、匂いを嗅いだ後にどうするのか?

こういう匂い嗅ぎの仕方の後に何が起こるのか?

排泄するのか?拾い食いするのか?

犬を観ていれば、それも毎日お散歩していればわかるはずです。

ならば、犬がそんな意志表示の仕方をしなくても匂い嗅ぎ出来るようなリードワークをしてあげれば、

引っ張ることも少なくなるはずです。

引っ張らないと自分の行きたい所に行けないから引っ張るんです。

引っ張らなくても、匂い嗅ぎが出来るとわかれば引っ張らないです。

また飼い主さんが行って欲しくない場所なら、リードを固定すればいいだけです。

リードが固定されてそれ以上行けないとわかると、犬は飼い主さんの顔を見るはずです。

そこで犬と駆け引きすればいいだけです。

「そっちはやめてこっちにしよう!」と。

そうやって犬と会話しながらするのがお散歩だと思うのです。

犬だって妥協してくれますよ、きちんと欲求を満たしてあげれば!

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