
ごはんの前に出来てもね〜 2017.12.24
飼い主さんに、飼っているわんちゃんは『お座り』『伏せ』『待て』が出来ますか? と聞くと、よくある答えが「ごはんの前はね〜」「おやつがある時はね〜」というもの。 すごく理解できるのですが、なぜそうなってしまうのか? というと、大きく二つの理由があります。 一つは、その出来ることから先に進めたトレーニング(別の環境でのトレーニング)をしていないからですよね。 もう一つは、ごはんやおやつを目の前にかざして、コマンドを出しているからですよね。 前回のブログにも書いてきたように、人間にとっては同じ『お座り』『伏せ』『待て』というコマンドでも、周りの状況が違えば犬は違ったものとしてとらえることがあります。 犬は人間のように、すべての状況にそのコマンドをあてはめる(=般化と言います)のが苦手なのです。 ですから、いろんな環境で、いろんな状況で、出来るように練習する必要があります。 あとよくある勘違いに『待て』を食べ物に口をつけないで待つという『待て』と思っていること。 もちろん、食べ物に口をつけないで待つということも『待て』ではありますが、通常トレーニングで